特別展 (1階 展示室)
旅についてあれこれ考える時間は心がはずみます。 そのようなとき、
吉備路の文学者の作品にふれてみてはいかがでしょうか。吉備路の
文学者たちの旅に対する独自の考え方は、私たちに旅の発見や憧憬
をもたらしてくれます。文学の世界なら、いつでもどこでも旅する
ことができるのもよいところです。
『水蔭行脚全集』の著者江見水蔭は、若い頃から晩年まで旅を
した小説家です。
意外と旅行に行っている正宗白鳥。
哀愁と感傷を取り入れた旅の詩といえば有本芳水。
『阿房列車』シリーズの内田百閒。
飄々洒脱な紀行文『日本の旅あちこち』を書いた木山捷平。
誰かの代わりに旅をする主人公を描いた小説『旅屋おかえり』の
作者原田マハは「フーテンのマハ」を自称するほどの大の旅好き。
そして随筆集『街角の煙草屋までの旅』を書いた吉行淳之介に
とっての旅は、遠くへ行くことばかりでもないようで……。
また、岡山県を訪問した夏目漱石 、若山牧水 、与謝野寛・晶子と
いった文学者たちの岡山旅についてもご紹介します。
吉備路の文学者たちの旅は探検からご近所までいろいろです。
あれも旅なら、これも旅、と広い心で受けとめていただければ、
きっと気の合う旅がみつかると存じます。
※下線がついた文学者名をクリックすると紹介ページに飛びます
左:展示チラシ/表 (PDF形式:584KB) 右:展示チラシ/裏 (PDF形式:613KB)
※会期中のイベント情報は こちら
開館時間 |
9:30~17:00 (入館は16:30まで) |
休館日 |
毎週月曜日 (祝日の場合は開館)、 祝日の翌日(7/19, 8/12) →詳細 |
入館料 【1F・2F共通】 |
一般 400円、大学・高校生 300円、中学・小学生 200円 *その他各種割引あり →詳細 |