特別展(1階・2階展示室)
(公財)吉備路文学館 / (公財)岡山県郷土文化財団 共同開催 集う!百閒
2019年2月10日(日) ~ 6月2日(日)
〈前期〉 2月10日(日) ~ 4月7日(日) / 〈後期〉 4月9日(火) ~ 6月2日(日)
私は古京町の生れであって、古京町には後楽園がある。
子供の時から朝は丹頂の鶴のけれい、けれいと
鳴きわたる声で目をさました。
―― 内田百閒 「古里を思う 後楽園」より
2019年、内田百閒が生誕130年を迎えるのを記念して、吉備路文学館
と岡山県郷土文化財団が所蔵する直筆原稿や書軸、初版本など貴重な
資料や遺品を一堂に会し、「生誕130年記念 内田百閒 ―古里岡山を
訪ねて―」を開催します。
今回の特別展では、稀代の文筆家を生んだ古里岡山やゆかりの人びと、
百閒が特に好んだ乗り物に焦点をあて、その生涯にせまります。
全会期(2019年2月10日(日)~6月2日(日))16週間のうち、8週間ずつを
前期・後期、さらに2週間ごとの8期に区切り、尋常小学校から第六高等学
校までの作文や図画などを入れ替えて、育ちゆく少年の姿を追います。また、
夏目漱石をはじめ、百閒を育んだ人びとのゆかりの品々も、期間を区切って
特別に展示します。今回初公開となるものも多く、この機会に何度でも足を
お運びいただき、内田百閒の新たな魅力を発見していただければ幸いです。
(展示内容に変更がある場合がございます。)
※本展は、会期を分けて一部展示品の入れ替えを行います。詳しい日程・内容に
つきましては、ページ下部 「各会期のテーマと主な展示資料」 をご覧ください。
※2月10日(日)のオープン日に合わせ、 《百閒文学について》 と題して、綾目広治氏
(ノートルダム清心女子大学文学部長) の記念講演会を 開催します。
イベントの詳細はこちら。
左: 展示チラシ・表面 (PDF形式:602KB) 右: 展示チラシ・裏面 (PDF形式:約716KB)
各会期のテーマと主な展示資料
本特別展では会期 (全16週間) のうち、8週間ずつを前期・後期の2期に、さらに
2週間ごとの8期に区切り、テーマを設けて一部展示資料の入れ替えを行います。
各期間のテーマ・日程、入替え内容等につきましては、以下をご覧ください。
(※表をクリックすると大きい画像を見ることができます。)
◆前期・後期での入れ替え予定
◆1期~8期での入れ替え予定
百閒割引パスポートについて
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●百閒 割引パスポート● |
特別展「生誕130年記念 内田百閒―古里岡山を訪ねて―」では、期間内に
くり返し来館するほど入館料がお得になる「百閒割引パスポート」を発行
します。
入館料の割引のほか、来館スタンプ欄を5個埋められた方には吉備路
文学館から 「吉備路近代文学マップ」 を、8個すべて埋められた方には
郷土文化財団から 「内田百閒」のDVD を、記念品としてさしあげます。
来館パスポートは展示期間中、いつでもご自由にお使いいただけます。
ぜひパスポートを持って何度も足をお運びいただき、展示関連イベントや
展示品の入れ替えも合わせてお楽しみください。
(パスポートは入館券をお求めの際、文学館受付にてお渡しいたします。)
※関連イベント情報は こちら
開館時間 |
9:30~17:00 (入館は16:30まで) |
休館日 |
毎週月曜日 (祝日の場合は開館)、 祝日の翌日(ただし4月27日~5月6日は無休) →詳細 |
入館料 【1F・2F共通】 |
一般 400円、大学・高校生 300円、中学・小学生 200円 *その他各種割引あり →詳細 |