吉備路文学館

文学者紹介

栗田 勇

くりた いさむ

生没日
昭和4年(1929)~
ジャンル
小説家・評論家
出身地
満州

満州を引き上げてのち、岡山第六高等学校を卒業、東大仏文科大学院を卒業。

明治大学、千葉大学、早稲田大学の各講師を務めたあと、昭和35年から文筆活動にはいる。シュールレアリスムと象徴主義からの美意識、存在論の宇宙観から、文芸、翻訳、戯曲、絵画、建築などの各分野にわたる評論で活躍。

代表作に、文芸評論集「反世界の魔-情念の中の政治」「文学の構想-象徴の復権」、小説「愛奴」、詩集「サボテン」、訳書「ロートレアモン全集」など。