吉備路文学館

文学者紹介

内山完造

うちやま かんぞう

生没日
明治18年(1885)~昭和34年(1959)
ジャンル
文筆家、書店主
出身地
後月郡芳井町

終戦時まで30年間、上海で内山書店を開く。陳独秀・郭沫若ら多くの知識人が内山書店になじんだが、殊に魯迅とは親交があり、蒋介石政府のテロから魯迅をまもりとおしたのは、内山書店の一室であった。完三が北京客死の際は、外国人に対しては異例の国葬級の儀式が、中国対外文化協会によって行われた。