吉備路文学館

文学者紹介

住宅顕信

すみたく けんしん(本名:春美)

生没日
昭和36年(1961)~昭和62年(1987)
ジャンル
俳人
出身地
岡山市 

岡山市立三門小学校、岡山市立石井中学校卒業。その後、下田学園調理師学校入学。同時に岡山会館に勤務。飲食店勤務後、市役所に臨時採用される。昭和57年中央仏教学院通信教育を受講。翌58年京都西本願寺で出家得度、浄土真宗本願寺派の僧侶となる。同年10月結婚。59年2月、急性骨髄性白血病のため入院、同年6月には長男誕生するが離婚。病室で長男を育てる。絶望の中で句作を始め「層雲」に入門。特に尾崎放哉に心酔する。60年6月市役所を退職。12月句集「試作帳」を自費出版。昭和62年白血病のため死去。享年25歳。