特別展(1階展示室)
2020年3月3日(火) ~ 5月31日(日)
※4月21日(火)より臨時休館 (詳細)
私の小説や童話には、善太と三平が出て来ます。
その頃、この二人は、私の心中、作品の世界では、林の中のコンモリ
茂った太い木の下におりました。木を廻っておいかけ合っているようで
した。そういうイメージが、いつも頭の中にあったものですから、その
善太と三平を一つの事件の中、あるいは環境の中に入れると、すぐに二
人は活躍をはじめました。それを舞台を見るようにして描写して行くの
が、その頃の私の創作だったように思います。
『坪田譲治全集⑩』(新潮社/昭和53年)「あとがき」より抜粋
岡山市出身の小説家・童話作家である坪田譲治生誕130年という
節目にあたり、 現在活躍中の新進気鋭の絵本作家10名による坪
田譲治作品の世界を絵本原画を通じて発信します。 また今回の特
別展では、坪田譲治の直筆原稿等の遺品類の展示を通して、坪田
譲治の文学界における功績とその魅力にもせまります。
左: 展示チラシ・表面 (PDF形式:約652KB) 右: 裏面 (PDF形式:約666KB)
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入館料 【1F・2F共通】 |
一般 400円、大学・高校生 300円、中学・小学生 200円 その他各種割引あり →詳細 |
開館時間 |
9:30~17:00 (入館は16:30まで) |
休館日 |
毎週月曜日(祝日の場合は開館) 4月21日(火)より臨時休館 →詳細 |